おはようございます。
本日はPTAについて考えていこうと思います。実は先日役員になりまして非常に憂鬱であります(笑)それは順番的なものもありますので、致し方ないと思います。
しかし選任方法がくじ引きやら、他薦やらでみんな自分はやりません感が強いのです。わかりますよ、私だってやりたくないですもん。仕事もあるし、家庭の仕事だってある。そんな中、PTA活動をやるとなれば何かを削るしかないですよね。それは自分の時間かもしれないし、仕事や家庭の時間かもしれない。それってそもそも子供にとっていいことなんでしょうか。
PTAの目的はざっくりいうと教師と保護者が協力して子供の成長を助けましょう的なものであると理解しています。それ自体の理念はいいと思いますが、時代が今は昔と違います。共働き世代も増えていますし、物価の高騰で家計だって厳しいのであまり外部のイベントに積極的に参加できない人だっています。そんな中でPTAは必要悪でしかないと思います。
教師と保護者が協力するならあえてPTAなんていうコミュニティなんか作らずに、個別で協力したい人はすればいいし、やりたくない学校はなくせばいい。それぐらいの温度感でいいのではないでしょうか。
子どもの思い出が無くなるという人がいますが、PTA主催もしくは学校行事で大人になって思い出すことありますか?(笑)楽しかった記憶がほぼないです。これでも友達は多くたくさんの思い出がありますが、思い出すのは仲の良かった友達との日常ぐらいです。
友達が比較的多かった私が言うのですが、友達がいない子たちにとってイベントで実は地獄なんですよ。イベントを通して友達が作れる環境作りとか短絡的に考える大人がいますが、今まで友達ができない子はイベントだって友達ができませんよ。むしろ孤独感を与えるだけです。もっと言えば友達がマストであるという学校の教育理念がわかりません。友達100人できるかな?なんて幻想であり、必要ないことです。
先生との連携や地域の活性化を目指すのであれば、もっと違うやりかたを考えるべきではないでしょうか。昔のようにクラスに30人も40人もいて、クラスが何個もあれば先生の数が足りないのもわかりますが、今はクラスに20人くらいしかいませんし、クラスも1つです。先生の数を減らしているにしても、もっとやりかたありますよね。ミーティングだって定期的に行う必要はなく、書面やLINE、テレビ電話でもいいですよね。
わかっています。PTAの本質は昭和時代に専業主婦のコミュニティの場として設けられたと思っています。現代でも一部そのような場として機能しているところもあると思います。でもみんなやりたがらない(笑)矛盾。端的にめんどくさいんですよね、今は。今まで行ってきたから今年もやりましょうは通用しない時代ですよね。
なので私が役員になったからにはほぼほぼイベントは削減していきます。必要ないと判断した場合は。では、その予算はどうするかと言えば、1日給食を豪華にするとか、校庭を整備するお金にするとか、イベントより環境整備に時間をあてればいいと思います。本が読みたい子には本を買えばいいし、子供はおとなが関与しないでも遊びますよ。みんなで一緒に思い出を作ろうなんて親や先生から見た美徳でしかないのです。
なら親や教師が出来ることは、環境整備です。予算があるなら外部に委託してもいいじゃないですか?教師と親の連携なんか今の時代なんとでもできるツールが多くありますし、わざわざ学校に出向く必要もないですよね。もっと改革していかなければならないと思います。
子どもの健やかな成長ってそもそもなんでしょうか。不良になったから健やかではないのでしょうか、なにが健やかではない成長なのでしょうか。ちゃんと説明できる大人が何人いるでしょうか。私はすごく疑問です。思考停止でやらないと子供が楽しめないだったり、何か思い出作らなきゃと使命感だけな気がします。大人のエゴですよね。子供もそんなに望んでいないし、親だって参加したくないし役員の押し付け合い。そんなイベント必要ありません。
もっと子供にとって考えるなら家庭時間を削らないように配慮するなどもっとフォーカスする部分があります。
なんとなく納得いかないので今回このような記事をかきました。もちろん本気でPTA活動に参加している方もいますので、真っ向から否定はしませんが、子供ファーストとはなにかを考えるべきと考えます。
では。