こんにちは。
本日は今後の未来を担うであろう「AI」について話をしていこうと思います。
この「AI」が与える未来は、好意的な意見もあれば悲観的な意見もあります。
始めに言っておくと、私はAIが活躍する未来はめちゃめちゃ楽しみです!どんどんAI技術が発達して、人間の生活が豊かになる未来がみたいとおもっています。
逆にAIがもたらす未来に悲観的なひとは、「仕事がなくなる」「AIに人間が支配される」「考えなくなる」という意見が多いのではないでしょうか。
一理あるかと思います。
私の考えは少し違います。
このあたりの内容をメリット・デメリットに分けて書いていきます。
AIが作るメリット
自分の時間が増える

よくAIが仕事を奪っていくという話を聞きます。
考え方によっては、奪うという表現は合っているかもしれません。
でも私は奪うというより、任せるになるのではないかなと思います。
人間じゃなくてもできる部分を、AIが変わってくれるという理解です。
まず典型的な考え方に多いのが、AIが出来る仕事で働いている人は仕事がなくなるという見方です。
これはそうかもしれません。
人間は8時間くらいしか働けませんがAIは疲れないので24時間働けますし、処理スピードは人間をはるかに超えます。
そうなれば人間よりAIとなるのは自然ですね。
これを好意的にみるのか、悲観的にみるのかによって未来が変わります。
私の見解は、今やっている仕事をやらなくてよくなることであなたは別の仕事ができます。もしくは、仕事をやらなくていいということになります。
この現実は起こりうると思います。
ここで悲観的な人は自分の仕事がなくなって食べれなくなるという意見。これは極論だと思います。
考え方なんですが、日本の仕事には定時が存在します。どこの会社も8時間くらいですよね。
この定時が8時間である理由は、だれかが決めた経済活動や国内の成長を維持するために設定したものです。
この概念をそもそも変えられるものがAIです。
人間は本来8時間も働く必要があるのか否かを問われると思います。
もしあなたの働く時間が半分の4時間になったとします。ここで稼げる金額が半分になってしまうと考えるのは、「時給思考」です。
たとえ4時間になっても、会社が今までと同じ利益が出ていれば理論上は同じ給料でいいということになります。
しかもあなたは4時間分自分の時間が取れますので、別の仕事ができるかもしれません。その時間を自己投資にあてれば、能力はどんどん上がって稼ぐ力が手に入ります。
つまり一社に務める現在のような働き方ではなく、一人がさまざまな仕事につける未来が来ると思います。
頭を柔らかくするために話をしますが、人間はさまざまな研究開発で便利なものを作ってきました。
パソコンやスマホ、昔なら車や電車、家電などの「時短」できるものを作ってきました。
普通に考えたら時短できるものが出来れば、その分時間は増えるはずなんです。
でも仕事はなくならないし、むしろ労働時間は増えています。
これはAIができても変わらないと思っています。
なので仕事がなくなる未来に悲観している方は心配しなくていいと思います。
今とは違う仕事が出来てくるので、あなたの仕事はなくなりません。
その中で一番大切なのは「柔軟に対応する」ということです。
事務的な考えはなくなり、思考できる人が企業にとって必要な人材になります。
仕事の概念が変わるので、どんな未来がきてもいい準備は大事になりますね!
学校の存在意義が変わる

このあたりも変わってきますね。
現代では教室で20人~30人を先生一人で教えますよね。
ここでの問題はみんな同じスピードで授業が進んでいくことです。
つまり、苦手な分野や科目で分からなかった子はとことん遅れます。この現実はみなさんも目の当たりにしてきたと思います。
私の息子も学習障害があるので、算数が苦手です。
ついていけないストレスや自尊心の欠如の原因にもなっています。
その現実を変えてくれるのはAIだと思います。
AIに自分の学習の理解や進捗を管理してもらい、勉強を教える先生役も可能です。
つまり、一人ひとりの学習スピードに合わせた学習が可能になります。
例えば小学校5年生が勉強するとして、算数は小2、国語は小6、社会は中1と、今の学習カリキュラムに当てはめるとこのような勉強の仕方が可能になります。
このことが起きることで、勉強に対する苦手意識が今より格段に下がると思います。勉強が出来る、出来ないという他者との比較も起きなくなります。
勉強は競争ではなく、本来自分のために知識を蓄積したり楽しんでやるものです。勉強が辛いっていう感覚は現代の学習スタイルに確実に問題があります。
このことからAIは学校という場所の教育システムを大きく変える未来が容易に想像できます。
ですが、このような話になると必ずでるのが「先生はいらないということ?」「学校は勉強だけじゃない」という意見です。
もちろん先生が勉強を教える機会は少なくなりますが、その分人間的な部分を教える時間が増えますよね。
倫理感だったり、人生観だったり。その他AIの使い方や勉強自体を教えるのではなく、AIの使いこなし方を教えるようになると思います。
あと勉強は同じ年の子が同じ教室で同じ授業を受ける必要がなくなるので、さまざまな学年の子がひとつの教室で勉強できます。
これはある種のシナジーを生むと思います。
社会にでると様々な年齢の人とかかわりを持ちます。しかし今の学校は同じ年の子で纏まって生活するので、社会に出たときのギャップが半端ないです。
その勉強が早い段階から経験できます。
多種多様な人間関係を形成できるのはすごく魅力的ですね。
学校は今までの教育体制を変え、ここでも「柔軟に対応」することが求められていきます。
学校の未来は明るいです。
暗記が必要なくなる

現代の勉強は「暗記」がメインです。
漢字、公式、歴史など多くは暗記の学習をします。
今でも検索すれば情報は手に入りますが、なぜか頭で覚えていることが重宝されます。
昔は知識がお金になるのはわかります。知識に属人的なものを持たせられたので。
しかし、今はネットで誰もが知識・情報を探せます。
このことから暗記はあまり必要なくなり、都度調べてその情報をもとに問題を解決していくことが大事になります。
ですので、これから必要なスキルは「必要な情報を探すスキル」であり、「プロンプトの入力能力」が大事になるのは想像できます。
今まで暗記に使っていた膨大な時間を別の学習に使えるので、人間はどんどん好きな事や興味のあることに時間を注いでもよくなりますね。
暗記がいらないとは言いませんが、調べる中で覚えていくほうが記憶の定着も早いので一石二鳥ですね。
クリエイティブな思考が生まれる

今までの話のまとめみたいな形になりますが、基本的にAIは人間の「時間」を増やすと思っています。
いわゆる言われたことをやる仕事はAIが変わり、人間は創造性が高いAIが苦手な仕事に集中できる環境になります。
このことから、さらに人間社会の発展は進むと思います。
今の世の中ですら、過去の技術革新スピードと比べ物にならないスピードで日々進化しています。
簡単な例として車が現代の性能を獲得するまでに、200年ぐらいかかっています(笑)
しかし今はどうでしょう?
携帯電話が普及したのは20年くらい前で、スマホが普及して15年、AIが普及しだして10年とどんどんスピードが上がっています。
情報社会が招いた結果です。
近未来で世界中の人がクリエイティブな発想をできるようになれば、どんどん生きやすい未来が創造できるようになるのではないでしょうか。
まとめ
AIはすべてがメリットになるとは思いません。
次回はデメリットを書きたいと思います。
しかし確実に人間の時間を増やし、人間が機械の役割をしなくなる未来が来ます。
家族との時間やどんどんすきなことに時間をさけるようになるでしょう。
大切なのはAIは「仕事を奪う脅威」ではなく、「人間の秘書」的な感覚でいることです。
私が好きな堀江貴文さんの言葉を借りるなら、「AIは脳の拡張機能」ですね。だれしもがもつ苦手を助けてくれ、補助的な仕事もこなしてくれるよき友になるでしょう。
AIを怖がらず、「柔軟な対応」をして素敵な人生にしましょう。
ありがとうございました。