こんにちは。
本日は少し間があいてしましましたが、コミュニケーションの極意の後編を書いていきます。
では、早速スタートです。
悪口や陰口は絶対に言わない
これは友達に誰かの悪口や、陰口は言ってはいけません。
これは言われた友達の気持ちになればよくわかるのですが、友達もどこかであなたに悪口を言われているかもしれないと考えるからです。
悪口や陰口を言って幸せになる人はいません。自分の価値を下げますし、自分が嫌われていきます。
悪口を言ってしまう心理としては、相手と共通の敵を作り、仲間意識を強くしようという考えがあるのでしょう。
結果としては、最後に一人になってしまうのは悪口を言った本人です。
もちろん友達の悪口を言っている友達に、同調してもいけません。
わかりやすい表現を使う
これはすごい大事ですね。
よくやってしまう事なんですが、自分が知っている言葉を必ず相手も知っていると思ってしまうことです。
たとえばビジネスの商談で、自社商品の説明や会話の中で、業界の中の共通言語を使ってしまう。
私のいた製薬業界で言うと、「GMPに沿ったSOPの制定を行わないと逸脱がおきます。」といわれた段階で、製薬業界の人間じゃなければ嫌な気分になると思います。
人間は会話の中に、わからない言葉が2つ以上でてくると、相手の言葉を聞く気はなくなります。結果として、コミュニケーションは成立しなくなります。
また、相手に自分が頭がいいんだぞアピールや頭がいいマウントをしたい方に、意識的にカタカナ言語を使いたい傾向がありますね。
これは愚の骨頂で、本当に頭がいい人は相手に伝わるレベルの言葉を調整して話ができる人です。
それは、コミュニケーション力と知識が必要になります。
ボディランゲージを使う
これは言葉を正確に伝える部分で、非常に役に立ちます。
よく海外の方は話を、身振り手振りでお話します。
これを日本人も取り入れるとコミュニケーション力の向上になります。日本人があまりボディランゲージを使わない理由は、民族性が一つですね。比較的内向的で、保守的な性格の人が多いので「恥ずかしい」という感情が邪魔をしてしまいます。
もう一つは、「日本語」が表現豊かな言語であることですね。英語などではあいまいな表現を補完する意味で、ボディランゲージが必要になります。しかし、日本語は言葉だけである程度理解できる文章にすることができるので、あまりボディランゲージが使われてこなかったのかもしれません。
ボディランゲージを使う人は、明るい印象を与えますし、生きる活力みたいなものを感じます。
私は面接などで、積極的にボディランゲージを使います。
それは入社に対する「熱意」や「本気度」を伝えられるからです。
ビジネスや友人関係などでも、会話の最中にボディランゲージを使うことで話の本気度が伝わり、結果としてコミュニケーションが円滑になります。
ギバーになって、テイカーにならない
これは最近のビジネス界隈で言われていることです。
人間には3種類がいて、ギバー(与える人)、テイカー(奪う人)、マッチャー(どちらでもない人)がいます。
ここでコミュニケーションが強い人は、完全にギバーです。基本的にお金もちの人にはギバーが多く、どんどん相手に奉仕します。
相手に奉仕することで相手は、どんどんあなたへの信用度を高めます。相手に何かをしてあげることは、「返報性」が働き、相手もあなたになにかお返しをしたい気持ちにさせます。
そうして培ってきた関係は強固なものとなって、コミュニケーションの輪を広げていきます。
しかしテイカーは気を付けるべきです。そんなあなたのギブの気持ちを利用します。奪う人間とは、コミュニケーションをとらないことが賢い選択です。
もちろんあなたがテイカーになってもいけません。テイカーは信用をすぐ失いますし、関係は長続きしません。結果として、孤立してしまう人が多数います。
このギブの精神は大事で、有名な言葉で「ギブアンドテイク」がありますが、これはマッチャーの考え方です。もらったら返すぐらいです。
理想は、ギブアンドギブそしてギブ(笑)ぐらいが理想です。
そうしてやっと信頼を得られます。
その気持ちを大事にしていきましょう!
八方美人にならない
最後はこれです。
誰に対してもいい顔をしてしまう人がいます。
一見コミュニケーション力が高いという印象がありますが、だれに対しても合わせる事は非常に疲れますし、言っていることが人によって違うことが起きたりします。
それは信用を損ねる行為なので、できるだけ自分には軸を持って相手に接してもらいたいです。
私自身もむかしは、八方美人な部分があって大分疲弊しました。その心理には、「みんなに好かれたい」というものがあったと思います。
でもそれは無理なんです。100人いたら20人はあなたを嫌いです(笑)
その代わり、20人はあなたを大好きです。残りは普通なんです。
だからあなたは、80人と円滑なコミュニケーションをとればいいんです。きらいな人にコミュニケーションをとろうとしても、時間がもったいないです。
結論は、自分という軸を一本立てましょう。
するとあなたは今より人気ものになるでしょう。
まとめ
今回はコミュニケーション力を高める意識や方法を紹介してきました。
全部実践するのは難しいので、一つ一つ自分に合うやり方を試してみればいいと思います。
円滑なコミュニケーションは、ビジネスやその他でいい効果をもたらします。
「人間」を好きになってください。
ありがとうございました!