近年の高校球児のレベルの高さが異常。150キロが珍しくない甲子園・・・。

おはようございます。

 本日は高校野球を話題にしていきたいと思います。私は高校時代に野球部に入っていたので、毎年高校野球の動向は気になっており、毎年予選から甲子園までチェックしています。そこで大いに感じるのは、近年の高校生のレベルの高さに驚きます。まず体の大きさに驚きますし、投手のスピードに関しても150キロが珍しくないという現状があります。

 私が高校野球を行っているときは、140キロが出れば高校級と言われるぐらいでした。今は140キロはあたりまえで、140キロ半ばは半数以上の投手が計測する印象があります。なぜ数年の間にこのようなことになっているのでしょうか。私なりの分析では、これもインターネットが大いに関係していると思います。ホリエモンが良く言っている言葉をお借りすると、情報が民主化されたというのが要因だと思います。

 今までは一部の関係者の中で共有されていたトレーニング方法や、技術面、食事方法などがYoutubeなどを通じて情報発信する人が増えたため、どんどん技術の底上げがいたるところで発生しているような気がしています。ダルビッシュが一時期Youtubeでいろいろな野球について情報発信していましたが、昔で考えたらそんな贅沢なことはありません。テレビや雑誌でみることしか叶わなかった情報が、今や動画として全国で見られる状況は贅沢の極みですし、同時にうらやましいなと思います。しかも今はスピードガンや、回転数、回転軸、回転効率等がわかる機械まで高校で導入される時代ですので、その場で瞬時に修正ができるところが素晴らしいなと思います。私の頃は感覚の世界だったものが、数値として現れ、すべてデータ化することができます。時代の変化はスポーツにも多大な影響を与えるということが分かります。

 あとは私のまた感覚の世界なのですが、現代の球児は効率よく休養をとっているように思います。私たちの頃は毎日筋トレや練習をしていましたが、今の球児は筋肉を大きくする休養(超回復)をしっかりとっていると思います。筋肉痛になっても練習を続けるのが普通でしたが、それはかなり効率が悪いのです。筋肉は回復期間がないとどんどん壊れますし、大きくなりません。それをまず指導者がちゃんと理解しているのが素晴らしいと思います。根性野球は精神的にはいいのかもしれませんが、肉体的には不都合なことしか起こりません。現にそれで体を壊した選手を何人も見ました。今の時代ならもっと素晴らしい選手として大成していたかと思うと、可哀そうな気持ちになります。その分、現代の子には頑張ってもらいたいと思います。

 今回の甲子園でも石垣君や織田君など、とんでもないピッチャーがいますね。石垣君のように、158キロを投げる投手がいることがすごいですね。我々の時代からは考えられないスピードです。もちろんスピードが全てではないのですが、ポテンシャルを測る上で一番わかりやすい指標になるので、世間的にもよく取り上げられます。

 そんな中でわたしも先日書いた記事のように、息子の野球に付き合っていく中で私も成長しようと140キロという目標を掲げています。息子がある意味で、私を「競争相手」として認識してもらえればいいのかなと感じています。息子自身はお世辞にも運動神経がいいとはいえないですが、それでも「努力」できるという才能があると思います。研究熱心にYOUTUBEの投球フォーム動画を見たり、トレーニングを自分なりに考えてしているようです。目に見える形で日に日に球が速くなっているのは事実です。

 150キロのような球を投げるような人はある種才能ですが、140キロは比較的到達可能な領域であると感じます。息子と私とで親子140キロを目指し、息子自身が充実した野球生活を送ってくれたらいいなと心から願います。

結論

 話が大分脱線しましたが、現代のテクノロジーや研究を我々一般人が容易に獲得できる時代になったからこそ、今の野球人のレベルの底上げにつながっていると推測します。これからもっと研究や技術、食事面の改善がなされた場合は、日本人初の170キロ投手も出現してくるかもしれません。それだけのスピードボールを投げるのは、体への負担はものすごいので、体のケアの知識も同時並行で増やすといいと思います。

息子をはじめとして、これからどんな野球人がでてくるのか楽しみでなりません。がんばれ、球児たち!

では。

 

投稿者について

ぽん助

名前:ぽん助

年齢:39歳

性別:Xジェンダーの不定性

家族構成:妻、子供二人と生活中。

職歴:食品営業5年、製薬会社10年勤務。現在個人事業主として実家で執筆中。

趣味:メイク、野球、カラオケ、旅行、カワイイ服を買う事

好きな歌手:B’z、スキマスイッチ

座右の銘:人生一回。死ぬ最後の時に後悔しない人生を歩む。

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