こんにちは。
今日は雨が降っております・・・いつもの日課の散歩に出れるか心配ですが傘をさしてでも行ってしまう私です(笑)良習慣は変えたくないので。
さて本日のお題、「語彙力アップのススメ!言葉は魔法であり、言葉が「価値」を高める。」ということで話を進めていきます。
最近マーケティングの勉強や宋慶二さんの国語チャンネルを拝見する中で、「言葉」のすごさみたいなものをものすごく感じています。
今までの私の価値観は「技術」=「価値」のような構図でした。凄く安直なのかもしれないですが、高度な技術が施された料理だったり物だったりに価値が宿るイメージでした。実際そういう観点からも「価値」は考えられるんですが、本日は違う観点からアプローチします。
言葉によって物の価値は飛躍的にあがります。もっと言えば、言葉が物に唯一無二の価値を与えることが出来ると言い換えられます。
また今日も難しい話になりそうと思うかもしれないですが考えてみると面白いですよ(笑)
私は目から鱗でした・・・もともと国語は避けて来た学問だったので(笑)今は最高に楽しいです!
では言葉が与える「価値」とは何なのかを私なりに解釈したことを話します。
スタート!
言葉が無ければ「価値」以前に「存在」が定義しづらい
最初からわけわかめの意味シジミ状態ですよね(笑)どうでもいいですが中学校で流行った言葉です(笑)
ここで話をしていきたいのは、物事の存在を決めているのは何なのかということです。
例えばあなたの前にダイヤモンドがあったとします。
あなたはダイヤモンドをダイヤモンドと認識できるのは、あなたがダイヤモンドというものの存在をしているからです。
なにを当たり前のことを言っているんだと思いますよね(笑)
でもよく考えてみてくださいね。ダイヤモンドはそもそもなんでしょうか。
そう「鉱石」です。もっと言えば「石」ですよね。
もっと言えば石っていう言葉すらなければただの物という存在になります。突き詰めれば言葉というものが出来る前は、目の前の石をどのような存在として捉えていたんだろうと不思議になります。
ここでの結論は言葉がなければ「存在」自体を定義できないということです。
同じ石でも価値が違うのはなぜ?
なんでダイヤモンドという言葉がついた物になると「価値」がとんでもなく上がるんでしょうか。
みなさんが言いたいのはすごくわかりますよ(笑)そもそもダイヤモンドは普通の石じゃなくて、炭素が高温高圧下で結びつきを強くした物だから貴重であり価値があるってことですよね。
もちろんそうなんですよね。
ただここで言いたいのは石の組成やできる過程で価値が高まることではなくて、「ダイヤモンド」って言葉に価値をみなさんが見出しているということです。
どういうこと?って思いますよね。
ではもしダイヤモンドという名前がなくて、そのままの言葉でダイヤモンドが定義されていたらどうでしょう。
「高温高下で出来た硬い透明な石」という存在であり名前になります。
価値を感じますか?
あまり価値を感じなくなるような気がしませんか。
そう、物の価値とは広く万人に周知されて、愛着のある唯一無二の存在であることを証明する名前に価値を見出しているのではないでしょうか。
実際例を挙げるとわかりやすいかもしれないので、ダイヤモンドを例にします。
「石」→「鉱石」→「高温高圧下で出来た硬い透明な石」→「ダイヤモンド」
上記はすべてダイヤモンドに関して書いていますが、左から価値が高まっていくという感覚はありますか?
恐らく大体の人は価値が左から右に向かって上がるイメージがあるとおもいますが、その価値とは希少性です。
存在が少ないものには人間は価値を感じます。
その希少性をその物に付与することが出来るのが「言葉」だとおもいます。
希少性という価値を「高温高圧下で出来た硬い透明な石」に付与すると「ダイヤモンド」という高価な存在になります。もちろんダイヤモンドという言葉自体は人間が作った言葉ですが、ダイヤモンドという言葉の響きや言いやすさがさらに価値を感じる存在にしているかもしれません。
言葉は不思議です。
価値が付与されるという意味

じゃあここでは色々な例で考えてみます。
わかりやすくするために、私は根っからのB’zファンなので稲葉さんに登場してもらいます(笑)
もしあなたがB’zファンだったとして、目の前に二つ500円が置かれていたとします。
一つは一般人が触った500円と名前がついていて、もう一方は稲葉さんが触った500円と名前がついていたとしましょう。
どちらの500円が500円以上の価値を感じますか?おそらく後者ですよね。
もちろん物理的に稲葉さんが500円を触ったことによってファンとしては価値が上がるのは当然なんですが、ここで重要なのは「稲葉さんが触った」という言葉に価値があり、500円に価値が付与されたという言い方ができます。
言葉が無ければ実際に稲葉さんが触ったところを見た人しか価値を感じません。
言葉とは価値を付与し、価値を認識するツール(道具)なんです。
人間だってそうです。
生まれて来た赤ちゃんは「赤ちゃん」として価値がありますが、「名前」を与えてもらった瞬間に唯一無二の存在(希少な存在)として認識されてとてつもない価値を感じるようになります。
ロールケーキで例えるなら、「クリームを巻いたケーキ」より「ロールケーキ」という言葉に価値を感じますし、「堂島ロール」という言葉はさらに価値を感じさせますよね。希少性を言葉によって付与されたものの価値は上がり、万人に周知され認識されることでさらに価値は高まります。
あなたの言葉選びで価値を付与できる
今までの話はここを言いたかったのですが、語彙力を高めることであなた自身で様々なことに「価値」を付与できるようになります。
営業マンなら自社商品に言葉選びで、商品価値以上の価値を付与できるかもしれません。また自信を喪失している人にあなたの言葉で価値を提供し、自信を取り戻すこともできるでしょう。
私たちが使っている言葉は自然に様々なものに価値を提供しています。
あなたの価値提供力を高めるには言葉をたくさんインプットすることが大事です。語彙力を高めることで表現力があがりあますので、たくさんの価値を提供する力になります。
ペンは剣より強いっていう言葉はよく言ったものです。
まとめ
本日は言葉が与える価値という観点から話をしてきました。
ものに価値を与えているのは言葉であり人間です。
あなたが価値を提供できる人間になれれば、あなた自身の価値も上がります。
言葉を学ぶことの大事さを私自身が今更ながら感じていますので、共感頂けたらうれしいです。
言葉がなければ価値が付与できないことを肝に銘じて、語彙力アップに務めましょう!
有難うございました☆