こんにちは。
昨日に引き続き、AIが現代に与える影響のメリット・デメリット書いていきます。
本日はAIが現代に与えるデメリットについて書いていきます。
前提ですが、新しい技術や知識が増えれば失うものも出てきます。そこを踏まえたうえで考えていきましょう!
人間関係が来薄になる可能性

これは可能性としてはあります。
AIが出てくると学校の教育体制や会社のコミュニケーションの取り方など、現代では考えられないような事になると予想できます。
従来のような学校や会社のような場所で集まる必要性が少なくなるのではないでしょうか。
そうなれば、今までより人間関係は来薄になるという表現になるかもしれません。
しかし見方を変えれば、自分の好きなコミュニティに時間をおけることが出来たり、そもそも人間関係が苦手な人にとっては「みんなと仲良く」という概念が無くなって生きやすい世の中になるとも考えられます。
昔のような人間関係に縛られていく人にとっては、あまりいい傾向ではないのかもしれません。
仮想空間と現実が混同してしまう

これも可能性はありますね。
正直インターネットしかりAIの発達で、リアルな社会よりネット社会に身を置く時間がどんどん長くなってきています。
これからもどんどん伸びていくと思っており、「仮想現実」が「経済活動の拠点」になる可能性だって大いになります。
昔マトリックスという映画がありましたが、あれこそまさに「仮想現実」の話です。
メタバースの世界がマトリックスの世界に近づいてきています。
メタバースとは、ネット空間の中に自分の「アバター」をおいて現実社会のように生活できるものです。ゲーム、会社の会議や、実際の買い物などもどんどんできるようになってきています。
このようにリアルなものに割く時間より、仮想現実に割く時間が多くなることが近い将来起こるような気がします。
リアルな世界は食べる、寝る、掃除、洗濯くらいの必要最低限だけになり、その他の経済活動はネットの中。
捉え方次第ですが、現実と仮想空間が混同してしまうリスクがありますね。
シンギュラリティの可能性
シンギュラリティとは、AIが人間の知能を超えてしまうことです。
つまり、人間が操られる側になってしまわないかという問題です。
マトリックスの世界ですね。
確かに目まぐるしいスピードでAIは進化していますが、現段階ではシンギュラリティは起こりえないと思います。
ディープラーニングが出来たことでAIが思考に近い事ができるようになりましたが、人間と決定的に違うことは「創造性」です。
1➠100の仕事を作れても、0➠1の創成期はAIがもっとも苦手とする部分です。
人間に限りなく近づくことはあっても、現状の技術でシンギュラリティありえないかなと思います。
しかしこれから技術が発展する過程で人間を超える技術がうまれた場合、シンギュラリティの可能性は大いにあります。
その時は、AIが悪用されないような法整備や様々な問題がでると思います。
思考力及び向上心が無い人は淘汰される
AIはどんどん進化していきます。
AIの進化は仕事のスピードと連動していくと思うので、とにかく勉強を常に行っていないと時代に取り残されていきます。
ビジネスパーソンならAIを使いこなせないと、使えない社員認定される場面も出てくるかもしれないです。
AIが仕事を代わりにやってくれるという反面、私たちは常に勉強をつづけて時代の流れについていかないと大変な目に合うでしょう。
売れ行き好調企業が1,2年で倒産なんてことも今より多くなるかもしれません。世界のスピードがどんどん増していくので、先進国や発展途上国の差もなくなり、まさに経済の弱肉強食化のような構図にもなりかねます。
そこで絶対必要になるのは、思考力と向上心です。
なにがあっても対応できる個人の能力を常に上げる努力をすることです。
これをやらない人は、これからのAIが台頭する時代に苦しい思いをする可能性が高いです。
嘘と本当の見極めが難しくなる
AIが生成する画像や文章は年々人間に近く、そして実際の写真のような鮮明なものを作ることができるようになっています。
これによって何が起こるかというと、フェイクニュースや嘘が世の中にあふれる可能性があります。
現代でもテレビの情報やネットの情報で嘘であることは、たびたびあります。それをすぐ鵜呑みにしてしまうと「情報弱者」となり、詐欺にあったり損をすることに直結します。
ネット社会で必要な事は、真実を見極める力を身に着けることが大事になります。
情報弱者にならないためには、得た情報をすぐに鵜呑みにしないで自分で思考することです。そして思考するためにも、「知識」がいります。だから常に勉強が大事になります。
AIが出てきたことで生活は楽になる反面、AIを使いこなせる人間になっていないと巧妙になった詐欺やフェイクに騙されてしまいます。
まとめ
今回がAIがもたらすメリット・デメリットについて書いてきました。
AIは非常に有益なものを人間にもたらしますが、使う人の知識がなければ全く機能しません。
逆に損をする可能性が上がります。
今からでも全然遅くないので常に情報のアンテナを張り、情報を得る努力と勉強をコツコツすることが人生を楽にします。
AIを悲観する必要はないです。
よきビジネスパートナーとして共存する未来が近くまで来ています。
ありがとうございました!
