美容男子・メイク男子が感じる閉塞感。なぜ男性が化粧品コーナーに入りづらいのか考えてみた。

はい、こんばんわ!

本日はなぜ化粧品コーナーは、男性が入りにくい雰囲気があるのかを客観的に考察していきたいと思います。

なぜこの話をするか

この話にしようとした理由は、現在読んでいる伊藤聡さん著書「電車の窓に映った自分が死んだ父に見えた日、スキンケアはじめました。」で非常にわかる!っておもったからです。

この話は、中年男性が美容に目覚めて、知識ゼロから美容について学んでいく話なんです。

その時に感じる男性目線が非常におもしろいです。

現在は私は全く感じませんってゆうか、気にしないですが、化粧品・スキンケアコーナーは男性が入るには少しハードルがあります。

本書も、その葛藤が書かれていてすごくわかります。

一個一個疑問も紐解いていきます。

化粧品・スキンケアコーナーの壁

これは男性がすごく感じるところだと思います。

今でこそ、男性化粧品コーナーがどこのドラッグストアにも作られていて、ハードルが下がりました。

しかし、今も尚、品揃えでいれば100:1ぐらいの割合で、女性用化粧品コーナーが多いと感じます。

古い考えですが、男性はメイクやスキンケアをすることはありえない。女性は化粧は当たり前で、常に綺麗でいたい、またはいなければならないという世間からの見られ方だったのでしょう。

少し閉塞感を感じます。

これは男性優位の考え方が関係していたように感じます。

どうしても、男性は見る側で、女性は見られる側だという意識があると本書でも言っています。

非常にわかります。

化粧品コーナーが恥ずかしい理由3選

日本男子たるもの見た目ではなく、中身だろ!っていう考え

これは大いに感じますね。

昭和時代を生きた人たちは、猛烈に働いて、とにかく家庭のために自分を犠牲にして生きてきた自負があると思います。

これはすごいなと思います。

そんな中に生まれた考えなのかなと思います。

男性はとにかく働いて、見た目なんか気にしてる軟弱ものは稼げない。お金を稼ぐ男がかっこいい的な。

これは一見男を正当化するように思えますが、潜在的には女性軽視が見え隠れしているように思えます。

内面的には、女性みたいになよなよしてはいけないとかね。

これは男性側だけの目線ではなくて、当時の女性目線でも、男性が化粧したり、スキンケアをするなんていう考えもないのでしょう。

この考えがいまだに心理的ストッパーになって、化粧品コーナーへの侵入を阻むのだと思います。

華やかな雰囲気が入りにくい

なんでもそうなんですが、男性の身に着けるものは地味です。

それに比べて女性の身に着けるものは、昔からきらびやかで、素敵です。

やはり女性は「」に対して敏感であり、そうなると自然と関係するものはきらびやかな空間になっていきます。

化粧品コーナーなどはいい例で、現代風にいうと「陽キャ」な雰囲気で、さらに「女性的な可愛さ」があります。

古風な男性には、もうこの雰囲気だけで無理です(笑)

自分でわかるんですよね、自分にこの雰囲気は浮く。場に合わないという感覚。これが原因です。

かっこよくなりたい・きれいになりたいが具現化した場所だから

これは、化粧品コーナーの目的が、「外見を良くしたい」が具現化した場所だからです。

女性はみな「美」に対して、貪欲であり、共通認識で高め合う風土があります。

に対して、男性はほぼ美容に対する話は、友達同士の会話で出てきません。

なんとなく恥ずかしいんですよね。たぶん。

かっこよくなるために、努力してます!みたいな。

全然いいんですけどね。

今の時代は清潔感がマストなんで、絶対スキンケア必要ですし、なんならメイクだって男子がする時代です。

女性だからや男性だからという時代じゃなくなりつつあります。

根本的原因解決法

なんか難しい感じで書いちゃいましたが、要は男性も化粧品コーナーを普通に利用しましょうってことです。

外見がよくなれば自身が持てますし、なにより女性からは好印象です。

にきびぶつぶつで汗臭い油ギッシュな男性と、肌がつるつるで少しレモンの香りがする男性。

どっちがいいですか。

おそらく後者ですよね。

これは化粧品会社のマーケティングにも問題があると感じます。

男性用化粧品が出来ている昨今ですが、女性用化粧品と分けられています。

もちろん男性と女性の肌が違うのもあり、製品の特性がある程度わかれるのは理解できます。

しかし、ターゲットが女性を貫いているのは企業努力としてはどうなんだろうと思います。

女性の化粧品需要は飽和していて、とにかく新しいものを作って差別化したり、価格を下げたりしていますよね。

これって企業としては非常につらい状況ですよね。

化粧品会社がすべきマーケティングは、男性がスキンケアやメイクする市場を作ることなんじゃないですかね?

まだまだ足りないと思います。

市場は勝手にできるもんじゃなくて、作るのものです。

男性が入りやすいような雰囲気に化粧品売り場を変えていく。

インフルエンサーを活用して、男性がメイクしたり、スキンケアをするのは自然なことにしていく。

無料セミナーや出張授業で、メイク方法やスキンケア方法を知ってもらう努力をする。

これらが化粧品会社にとっても、男性にとっても、ひいては女性にとってもいい事だと思っています。

解決方法になりえると思います。

わたしは今回化粧品関係で起業しますが、自分で情報発信して、微力ながら化粧品の魅力を伝えたいと思います。

まとめ

男性もメイクする時代、スキンケアが普通になる時代は目の前に来ています。

あとは、メイクは女性のものという概念や潜在意識をなくしていくだけだと思います。

こころのなかでは、男性もかっこよくなりたいし、友達なんかと美容について話をしたいんだと思います。

現に若い子たちは、普通に美容の話を学校でするみたいですし、いい流れを感じます。

なんでもそうですが、固定観念に囚われたら成長はありません。

みんなで素敵になりましょう

以上。

投稿者について

ぽん助

名前:ぽん助

年齢:39歳

性別:Xジェンダーの不定性

家族構成:妻、子供二人と生活中。

職歴:食品営業5年、製薬会社10年勤務。現在個人事業主として実家で執筆中。

趣味:メイク、野球、カラオケ、旅行、カワイイ服を買う事

好きな歌手:B’z、スキマスイッチ

座右の銘:人生一回。死ぬ最後の時に後悔しない人生を歩む。

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