おはようございます。
今日は海の人間と山の人間の違いについてかいていきたいと思います。海の人間というのは所謂沿岸にすんでいる人を指し、山の人というのは内陸の人をさしています。私は完全に海の人間ですので、昔から山の暮らしに憧れていました。それもそのはず、クワガタが大好きでしたし、山菜やキノコ、川遊びが大好きな少年だったので、山への憧れは人一倍ありました。
対して、妻は山の人間なので海への憧れが強く、地元の海を見るたびに感動しています。そんなに海っていいのか?と疑問になりますが、ない物ねだりとはこのことなんだろうなと思います。よく妻が言うのですが、海にはいつでも食べれるものがあるからいいよねと。確かに深く考えた事はなかったのですが、山の人からすれば冬の時期は食べ物が少なく、保存食などに昔の人は頼って生きてきたのだろうと思います。海には冬も関係ないので、漁に出れれば食べる物には困りません。ここに地域性や内面的な性格の違いが出てくるのだろうと思います。
山の人はみんなで畑を作ったり、食べ物や労働力を協力しあうことで生活し、団体としていきてきたのだろうと想像できます。なので、もし協調性がないひとが出れば、チームの輪は乱れ、乱した原因の人間は村八分にされて、生活できないレベルまで落ちていきます。これが内陸の人の気質に今も大きな影響を与えているような気がしています。
逆に海の人間は、漁さえ出れれば食べ物には困らないので、最悪一人でも生きていけるのです。もちろん漁もチームプレイなので、完全に一人で生活できるのかと言えばそうではないかもしれないですが、山の人に比べれば雲泥の差です。そういった意味では漁師町の人は協調性があまりないのかもしれません。優しくないという意味ではなく、無理に群れる必要がないという印象です。つまり個人戦ということが言えるかもしれないです。
どちらが良い悪いではなく、県民性の違いくらいに暮らしや生活に違いがあるなという話をしています。同じ県内でも、沿岸と内陸では全く生活様式が違います。不思議なものです。
なんとなく生活する上で理解しておくと便利な特性になると思いますので、少し覚えておくといいかもしれません。本日はそんなお話でございます。
では。