おはようございます。
本日は日本に生まれた幸運という題名でお話をスタートしていきたいと思います。今回のお話は、自分自身が日本という国に生まれたことをアドバンテージと捉えずに、あくまで普通な感覚でいました。しかし、日本という国がいかに安全で、暮らしやすく、社会保障がしっかりした国だということに気が付くのにだいぶ時間がかかりました。そんな気づきの中で、おそらくほかの日本人の方も日本で生まれて、育ったことの幸運にあまり関心がないんじゃないかなと思います。そんな中でどんなことが日本にいるとラッキーなのかを書いていきたいと思います。
治安がいい
日本はとにかく治安が他国に比べていいです。確かに毎日のように殺人事件や事故のニュースは流れてきます。しかし、他国はこんなものではないのです。むしろ一日のニュースの中で、今日一日の事件や事故が報道できてしまう数であるということがそもそも少ないのです。治安が悪い国ではニュースで報道できないほどの事件や事故が起きています。落とし物なんて起こしたらまずかえってきません。しかし、日本はどうでしょうか。７割の落とし物が本人に返ってくるというデータがあります。そんな国はほかではありません。あと、よく野菜の無人販売などがあると思いますが、あれが成立する国は日本ぐらいではないでしょうか。すぐに盗難が発生して、商売にならないはずです。
社会保障がしっかりしている
日本人はよく自国の保証がよくないから不幸であるというニュアンスを良く使います。まぁ確かに裕福に暮らすことができる金額や保証ではないですが、少なくとも生活の仕方次第では普通に暮らせます。というか食べれます。
医療費に関しても高額医療請求や、障害者や高齢者に対する健康保険料の減額やそもそも健康保険があるおかげで皆さんがそれなりに医療サービスを使えます。他国でこのようなものがある国は少ないです。
失業保険に関してもいいですよね。仕事がなくなっても一定期間の収入が保証される制度ですが、勤務していた標準月額の７割くらいはもらえるので全くないよりはいいですよね。
年金制度についてもそうです。確かに国民健康保険の年金受給額がすくないかもしれませんが、それでも全くない国が多い中でもらえる分恵まれています。ましてや厚生年金の方はさらに上乗せで年金を受給できるため、老後の生活はある程度保証されますよね。
このように日本は意外と社会保障はしっかりしているのです。どのレベルまで社会保障が充実すれば国民が満足するのかは不明ですが、自国の状況だけみるのではなく、マクロな視点で見ていくと見えるものがあるかもしれません。
差別が少ない
昔の日本は差別的な部分はありましたが、今の日本はそんなに差別的な文化はありません。他国では生まれたと時から階級で分けられ、満足に生活できなかったり、好きな人が別階級なら結婚できなかったりとかなり制約されます。比べて日本は、恋愛に関しても基本誰とでも結婚できますし、結婚は現時点で許されていませんが同性でのパートナーも存在します。
最近の傾向の中でも男だから女だからという視点も薄れましたし、障害の有無や年齢に関する上下関係も少しづつなくなってきていると感じます。
教育がしっかりとしている
これには賛否両論ありますが、日本の教育のいい部分だけを抜き取ると中学校まで義務教育というみなさんが勉強を実質無料で受けるサービスがあります。これは基礎学力（読み書きや知識）を獲得するのには非常に有効です。どんなに勉強ができなかったとしても、文字はかけますよね（障害などの例外は除く）。識字率という言葉が示すように日本の識字率はほぼ１００％です。
しかしアフリカなどの発展途上国などは自国の言葉を書くことができない人は大勢います。これは教育格差として存在します。日本が教育格差と言っているレベルではないのです。そもそも勉強できる環境が存在しないのです。今はネット環境さえあれば日本で勉強するのに困る事はないですし、インターネットが使えない家庭はほぼないでしょう。本当に恵まれたくにであることを認識できますよね。
まとめ
日本が暮らしやすい国だということが少しでもお分かりいただけましたでしょうか。裕福な国とはいえないかもしれませんが、割と幸せな国だということです。日本にだけ住んでいると見えない部分かもしれないですが、広い視野でみると日本の在り方が見えてきます。この社会保障がある国で生まれたのですから、自分の好きなようにふるまって生きることもいいのかもしれません。
