おはようございます。
本日は「子育て論」に関して考えていきたいと思います。私自身も2人の子供を育てる身として、子育て方法に関してはいろいろな記事や本を読んできました。その中で今も尚流行りとしてあるもので、「怒らない子育て」が主流としてあります。これはみなさんも聞いたことはあるのではないでしょうか。
しかしみなさんの言葉を代弁するのであれば、「そんなにうまくいくわけない」「怒らないとか無理」ということでしょう。これは心理であり、怒らない子育てを提唱している人は本当に子育てをしたことがあるのかどうか疑問ですw子供はロボットではありません。そのご家庭ごとで子供の性格が違いますし、怒らないという選択肢で子供にたいして統率が取れるのでしょうか。
私自身子供の意志の尊重であったり、個性を生かす、自由な子育てに関しては賛成派です。しかし、怒らないという選択肢が正しいというのは疑問ですし、反対です。怒らないと叱るは違いますと反対意見が聞こえてきそうですが、親も人間です。それができるような家庭は少ないのです。夫の子育て支援がない家庭、お子さんが発達障害、親の介護がある家庭。みんな状況が違う過程があります。そんな中で諭すようなしかり方で子供が納得するならいいのですが、現実は話なんて聞きません。それでも根気強く言いますという主張も分かりますが、そんな心の広い親といいますか、人間ができた人がいるのでしょうか。
このような「なになに論」の典型的なミスは、現実とのギャップなんです。あなたのでは家庭ではうまくいったかもしれないし、数人が上手くいったかもしれない。しかし、それをあたかもマジョリティのように発信するのは疑問です。それで苦しむ親だっています。「私はおこってしまう。ダメな親だと」。
怒らない子育てで結果として、子供の未来が明るくなったエビデンスはあるのでしょうか。成人するまで上手くいったというのが結果なら、後の人生がどうなるかの保証にもなりませんよね。もしかしたら、怒られない子育てによって打たれ弱さだったり、人の痛みが分からないことだったり、怒る親の本気の愛であったりを感じる機会の損失になることだってあると思います。暴力は断固反対ですが、叱る・怒るは人間のコミュニケーションのなかで大事な要素であると思います。それは時に子供をけなしてしまうかもしれないし、倫理的な発言ではないこともあるかもしれません。
でも親だって未熟だし、一緒に成長していくんです。子供ができた瞬間に偉そうな立場になってしまいますが、親だって子供なんです。
結局なにがいたいといいますと、好きに育てたらいいという主張です。正解なんてないから。そしてだめな親だと悲観しないでほしい。暴力とモラハラのような発言さえなければ、あなたの子供はちゃんと成長しますから。
自分を追い詰めないでください。
そして怒らない子育てを真に受けないでいいと思います。
個人的な意見です。
では。