こんにちは。
本日は子供たちが勉強を嫌いになってしまう理由を分析しましたので、書いていきたいと思います。
結論は、勉強嫌いは親と先生のせいです(笑)
怒られそうですね(笑)
正確には日本教育のせいですね。
「将来のために勉強という辛いものを頑張る」というスタンスがにじみでてます。
本来は勉強は人間の知識欲を満たすものですし、楽しいものなんです。
ただ人間には好き嫌いがありますので、無理やり嫌いな教科まで強いるから嫌いになるんです。
やばい熱くなってきてしまった(笑)
なんでこの話題にしたかというと私にも子供が二人います。
上の子は小学校五年生なんですが、勉強が大嫌いです。
そして宿題は言わないとやりませんので、今日も嫁さんに雷を落されていました(笑)
そんな中で正直親としては怒りたくないのは本音なんですが、いつの時代も勉強嫌いの子供に親が怒る構図は変わらないんですね。
一方で年長さんの娘は「チャレンジタッチ」なるものを小学校に向けてやっているのですが、なにも言わなくてもひたすら一人で勉強します。
なんなら寝る前だからまた明日って言っても辞めないんですよね。
この「知識欲」や「好奇心」はすごいなと感心します。
でも正直息子も幼稚園ぐらいはよく本を読んでいて、特に電車が好きなので全国の電車の名前や駅名を覚えていました。
その時の集中力はものすごく、やはり言われれも辞めないぐらいの集中をしていた記憶があります。
しかし小学校になると勉強は楽しくないらしく、まったく勉強しません(笑)まぁ私もまったく勉強しなかったので、息子を責められません(笑)
なので子供が学ぶ楽しさを思い出し、勉強が楽しいものへと変わる方法がないかと模索した結果を5つにまとめました。
ではスタートです!
勉強を強制しない
これはみなさんも経験があるかと思いますが、勉強しなさいと言われてやりたい子供はいません。
でも親心で勉強しない子供が気になって言ってしまうんですよね・・・わかります。
子供が勉強を嫌いになる原因はここにもあるとおもっています。
親だって仕事しなさい!っていわれたらやる気なくなりますよね。子供だって同じなんです。
ではどうやって勉強をするように促すかというと、「一問だけ解こう」がわれわれが行きついた正解です。
それじゃあ宿題もやっていかなくなって、勉強しない子になってしまうと心配しますよね。でもここの考え方がそもそもナンセンスなのだと思います。
宿題をやれといわれてしぶしぶやるという繰り返しで子供で、勉強に対する嫌悪感が増していきます。
苦しい事を続ける美徳なんていうものが日本にはありますが、これは現代にはいらないものだと思います。
軍隊を作ったり、個性を潰しみんなと一緒の人間(平均的な人間)を作るのに適しているだけで、子供の将来は考えていません。
すいません、話がそれました。
一問だけ解こうの意味は「作業興奮」を促すことにあります。
作業興奮とは小さな行動が大きな行動の引き金になって、結果宿題や勉強を最後まで行う原動力になります。
宿題や勉強のゴールを小さいものにしてあげることがきっかけ作りになります。
試してみてください。
得意だけ伸ばす
なかなか日本的な教育スタイルだと難しいかもしれませんが、思いっきり得意な科目を伸ばしてあげることが大事だと思っています。
人間は好きなものは得意なんです。逆に得意なものは好きになるんです。
かけっこが学年で一番速い子が、かけっこが嫌いっていうパターンの方が稀ですよね(笑)
勉強が嫌いになる理由の一つは、苦手科目を無理やり勉強させることです。
一番最悪なのは苦手科目を無理やり勉強させて、「勉強」自体に嫌悪感を抱いてしまうことです。
もちろん苦手を克服するという行動自体を間違いだと思いませんが、これからの時代に生き残れるのは一芸に突き抜けた人間です。
学校の勉強は平均的な人間を作り、会社員のような言われたことをこなす人財を多く社会に送り出すことに適しています。
しかし、これからは個の時代です。
子供も路頭に迷わせたくないという親心はわかりますが、今までのように真面目にすべての教科が出来るいい子ちゃんが必ず生き残れる時代ではないのです。
その意識をしながら「学ぶ楽しさ」を子供に教えていきましょう。
学問がつながってる事実を伝える
学問はつながっていることは教えてあげるのも「勉強」です。
先ほど申し上げた好きな教科をとことん伸ばすのは、実は学力全体を良くすることにもつながります。
例えば「理科」が好きなお子さんがいて、理科を勉強することへの楽しさがあったとします。
理科を勉強していくなかで必ず、「国語」「算数」「英語」が必要になります。
そうなんです。学問は区切られてないんです。
なんとなく教科毎に分かれていると別の学問な気がしますが、学校で教えるものはすべてつながっています。
つまり理科を勉強すると、必然的にほかの教科の知識が必要になってきます。
一つの教科をきっかけにして、勉強のおもしろさを理解するのも有効です。
各教科の本質だけ伝える
「国語」「算数」「理科」「社会」「英語」とありますが、ただやりなさいは正直ナンセンスです。
大人もそうですが、「将来役に立つから」と抽象的なことを言われてもなんにもやる気にならないですよね。
この教科が将来何に使うのか、どんな効果があるのかを明確にわかりやすく伝える必要があります。
例えば、算数はどんなものに使うでしょうか。
買い物のお会計を計算するのに使いますし、数という概念を教えることです。つまり便利さを教えるのがいいんです。
もっと本質的な部分は、「論理的思考力」を高めるのが数学や算数の一番のベネフィット(利益)です。
おとながこれを理解をしていることで、教え方も変わってきますよ。
好きなもの(ゲームや趣味)から学問を始める
そもそも好きな教科や得意な教科が無い子だっていますよね。
そんなときはお子さんが好きなゲームや趣味から学びに近づけていくのがいいとおもいます。
私の子供はマインクラフトやあつまれ動物の森が好きなんですが、あつもりなら昆虫の名前やマイクラなら鉱石の名前など興味があるものは聞いてきます。
一例ですが、好きなものへの熱量を学びに自然につなげていくことがスムーズに学問を好きになる方法だとおもいます。
まとめ
結論ですが、勉強(学問)=道具なんです。
勉強が出来る子はたくさん道具をもっている状態ですが、日本の教育は使い方は教えません。
社会に出て自分で学びなさいという事です。
これは多少乱暴な気がしていて、そもそも暗記やインプットしか行わない教育は「思考力」が付きにくいです。
道具の使い方を自分で調べる、工夫する、何度も失敗と成功を繰り返す。そんな中で思考力はついてきます。
親が出来ることは、勉強していい大学に入れることがゴールじゃないことを認識することだと思います。
いい大学を出ることが、その子の将来を保障することはないです。
お子さんの将来を気に掛けるのであれば、親の考え方やマインドを変えることです。私たちの時代とお子さんが生きている時代は違います。
昔の常識は今の常識ではないんです。
親も一緒に勉強してアップデートすることで、お子さんとともに成長し、結果としていい親子関係とお子さんの明るい未来が手に入る可能性は高まります。
子育ては大変ですよね。
ゆっくりいきましょう。
有難うございました。
