おはようございます。
本日は「運」によって人生が決まってしまうという残酷な話をしたいと思います。どのような内容かというと、どんなに努力して勉強しようが、運動しようが結局は「運」で決まってしまうという残酷なデータが出ました。2022年のイグノーベル賞になります。
人生が「運」で決まるとは信じたくないですが、実際は「運」が大半の人生を左右するという感じです。
スポーツ選手はなぜ4月に多いのか?
簡単なデータで話をすると、海外のスポーツ選手が1月生まれ~4月生まれに多いというデータがあります。これは日本においても同様のデータがあり、日本の場合は4月生まれ~9月うまれに多いといいます。なぜか?理由は産まれた月に関係があります。海外は1月、日本は4月が年度初めであり、4月生まれの子と翌年の3月生まれの子は約1年の差がでます。
中学生や高校生の一年はものすごい差が生まれるのは体感でわかるのではないでしょうか。これをスポーツに置き換えると、上級生と下級生の差ぐらいに差がでます。これが「運」として捉えることができると思います。
つまり4月生まれは同学年としては、一番長い間生きていることになります。自然とほかの子に比べて大きい子供になるのは想像がつくでしょうか。このデータから統計的に4月生まれはフィジカルの強さから、試合の出場回数の多さやほかの子供に比べて能力が高いということになりやすいです。するとどうでしょう。経験値がたまるのは出場回数の多い子です。これが圧倒的な差を生みます。経験こそが人を成長させる最強のアイテムです。これが最終的にスポーツ選手の多さにつながるのかもしれません。
生まれた場所が最強の運?
「運」について話をしてきましたが、実は最強の「運」が左右するものは産まれた場所です。もしあなたがアフリカのような発展途上国にうまれたとして、日本人の平均年収を稼ぐことは現代では難しいのではないでしょうか。治安に関しても、日本にいれば早々事件に巻き込まれることはないですが、他国ではこうはいきません。窃盗、殺人、強姦など日常的に起こる国がまだまだ存在します。これも「運」と言えます。
あなたは日本人だと思いますので、そもそもその時点でのアドバンテージはすごいものがあります。
じゃあ「運」で人生が左右されるなら、どうしようもないじゃん・・・という感じになるかもしれません。しかしそうでもないんです。
次回に続きます。