「人生に意味はない」という言葉を聞いたとき、多くの人は絶望や虚無を感じるかもしれません。でも、私はそこにこそ自由があると思っています。
意味なんて、誰が決めた?
人はなぜ「人生には意味があるべきだ」と思うのでしょうか。社会が、宗教が、教育が、「ちゃんと生きろ」「使命を見つけろ」と刷り込んできたからかもしれません。でも、本当はそんなもの、誰にもわからない。どんなに偉い人でも、宇宙の真理を語った人でも、「これが人生の正解」と言い切れる人はいない。
意味がないからこそ、好きにできる
人生に意味がないというのは、「どんな意味をつけてもいい」ということでもあります。誰かに与えられた意味ではなく、自分で決めていい。今日をダラダラ過ごしたっていいし、誰かのために尽くしたっていい。朝寝坊したって、泣いたって、笑ったって、生きてるだけでOK。
「意味があるかどうか」より、「納得できるかどうか」
多くの人が「やりがいがほしい」「生きがいがほしい」と言います。でもそれって、「意味があると感じたい」という欲求ですよね。だったら、意味なんて他人に聞かなくてもいい。「私はこれが好き」「これは嫌い」「これをしてると落ち着く」その感覚こそが、自分の人生の“意味もどき”になる。
虚無感とのつきあい方
もちろん、「意味がない」と思うと、ぽっかりと心が空いたような気持ちになることもある。でも、その空白を無理に埋めなくていいと思うんです。空っぽだからこそ、風が通る。余白があるから、新しいものが入ってくる。意味がないことに、無理に意味をつける必要なんてない。むしろ、「意味がないなら、好きにしていいじゃん」と開き直ったとき、人生はちょっと軽くなる気がするのです。
あなたも自分の人生に意味なんて考えないで、人間にうまれた幸運をかみしめていきましょう。
では。