おはようございます。
本日はミニマリストになると起こる幸福なこという記事を書いていきたいと思います。先日図書館で借りてきました、「50歳からのミニマリスト宣言!」という筆子さんの本を読ませていただきました。この本を手に取り、借りた自分の心境はおぼえていませんが、こんな有益な本はなかなかないという印象です。今の世の中にはものが溢れ、おそらくあなたの自宅にも多くのものがあるのではないでしょうか。それは本当に必要なものですか?いつか使うかもという心理でおいてないですか?どこになにがあるかわかりますか?
上記のような問に対して、わたしはぐうの音もでませんでした。我が家にはものがあふれ、いつも片づけに追われる日々。なんなら毎日散らかり放題で、その片づける時間や労力に目を向けていない自分に気づかされました。この時間が積みあがるとどんだけ人生で片づけに費やすかわからないなと思わされました。そんな有益な本の内容ですごく刺さった部分をピックアップしていきたいと思います。
物があると時間が奪われる
これは一番自分中で刺さりました。我々はお金を稼いで、自分の趣味や好きなものを購入します。それ自体は悪い事とは思いませんが、ものが増えていくことに対して、この本を通して非常に良くないことだと認識しました。どういうことかといいますと、ものが家に増えるとそのものが時間を奪うのです。もっと厳密にいうと、片づける時間、管理する時間、引っ越しや模様替え時の時間、定期的なメンテナンスなどとにかくものを持つというのは時間が発生するのです。凄く的確な指摘でした。
そうですよね。そもそもものがなければ発生しない時間です。もしその物が持つ機能がそれしかないのであれば必要ですが、代替どのご家庭にも代替品はありますよね。使わないテレビ、食器、おもちゃ等。それらには管理するという時間が発生するのです。
本書でも書かれていますがミニマリストといいますと、ストイックにものを捨てて、なにもない部屋に胡坐をかいている人みたいなイメージですが、本書が言いたいのはそこまでのことではないのです。幸福感も時間も一番有効に得られる量のものを所有することを述べています。まずものが家にあるだけで時間を使うという事実を覚えておいてください。
精神衛生的にすごく有益
これは筆子さんがおっしゃっていますが、筆子さん自身は結構短期な性格でミニマリスト生活をする前は、ものの置き場等でご主人さまと衝突していたようです。そして、ものをしまった場所がどこかをわからなくなる状態にもストレスを感じていて、その原因が物の多さからくるものだと感じたようです。ここでの結論としては、ものを減らせば衝突回数であったり、ものに起因する問題はなくなるわけです。
しかも筆子さんがおっしゃっているのは、ものが無い空間だとあるのものリソースを最大限使って生活するので、非常に頭も使うし、余計なことを考えないで済むと言っています。
なぜものが増えてしまうのか
これは本書の内容だけの知識ではないですが、本書の内容を読むことでさらに強く感じたことです。それは、現代人はものを買う事を強制されている。もしくは、催眠にかけられている。そんな感覚があります。
企業は当然ですがものを販売しないと経営を存続することができません。なので、販売戦略をたてて、広告を打ち、われわれにものを買ってもらうために頑張ります。このことより、現代人は必要ないものまで買ってしまうのです。正直テレビなどの家電は、まだ使えるのに買い替えませんか?これも企業戦略からくる販売効果であると思います。
こうして物は増えていきます。それでもどんどん様々な企業があなたに遠隔でものを売りつけてきます。買わないと損するような暗示もかけます。ミニマリストの生活はこのような企業戦略からの離脱でもあるのです。無駄なもの、必要ない物は買わない。これが豊かに暮らす必須条件であると確信しています。
贅沢はキリがないのです。1億円稼いでも、1億円使ってしまえば0円です。裕福な人と貧乏な人の違いは、この浪費マインドにあると思います。つまりミニマリストの逆の人です。お恥ずかしながら自分なんかもこのマインドでした。とにかく稼いで豊かになると。贅沢にはキリがないし、考え方を変えれば50年前の生活から見れば今は富豪の生活ですよね。携帯や食べ物、車、娯楽・・・なにを取っても50年前では買えないものばかりです。贅沢を他人と比べるような相対的にみてしまうと貧乏マインドになり、結果としてお金から解放されることはないんだと本書を通して学びました。筆子さんありがとう。
まとめ
結論としては、最低限のものを買うことと不要なものは処分することが、人生の幸福度をあげることがだと言えます。世の中は常に新しいもので溢れています。しかしそのどれもが生活する上でマストなものではありません。今の生活が激変するようなものではない限り、しっかりと思考し、ものの取捨選択を行うことが結果としてあなたの時間を奪われない、幸福な行為です。
ミニマリスト生活して見たくなりませんか。
では。