おはようございます。
本日も行動経済学に関しての記事を書いていきたいと思います。なかなか面白い学問なので、学ぶ価値があるとおもいますので一緒に学んでいければいいのかなと思っています。
現状維持バイアス
人間は変化を嫌うということが今回の「現状維持バイアス」の意味になります。別の言い方をするならば、コンフォートゾーン(楽な状態)から抜けられないということになります。変化を嫌うという状態は、言い方を変えると変化することで訪れるかもしれない損をする状態を恐れていることになります。例を出しますが、転職をするという選択をなかなかできない人は、今の会社から条件が下がる、職場環境の低下などの未知の恐れを感じ避けているのです。引っ越しに関しても同様で、狭い部屋から広い部屋に引っ越しをする方がよさそうな状況になっても、今の家からご近所関係や生活環境の変化を恐れ変えられない状況がこれにあたります。
つまり人間は楽な方、楽な方に流れますので、この特性を意識をすることで変化に対する意識を変える術になります。
認知的不協和
これは、人間は理想と現実の乖離があるときに、無理やり理想に近づけるような思考をします。例えば、目の前にケーキがあるとします。しかし、あなたはダイエットをしています。この状況であなたの理想の状況はケーキを食べたいという欲求が勝ったとして、ダイエットに対してストレスを感じます。そこであなたの嗜好は、一日くらいのケーキはダイエットには無関係であると考え、理想の状態を肯定します。これが、認知的不協和の状態です。言い訳を考えることで、理想の状態にむりやりもっていくので、大きな失敗をしてしまうリスクが存在するという意識が必要です。
続きをまた書きます。
では。