おはようございます。
本日は「行動経済学」を学び始めたので内容を共有したいという名目と、自分の内容の復習のためにブログを活用するという内容です。行動経済学を学ぶ中で、非常に面白い学問であることを気が付きました。その内容を共有させてください。
行動経済学とは?
そもそも行動経済学とはなんぞやという話から始めていきます。行動経済学とは、「人間心理が及ぼす、経済活動について」というと少し難しく聞こえるかもしれません。もっと簡単にいうと、あなたがものを買う時やほしいと思うときに働く思考の癖みたいなものがどのように購買に影響するのかということです。つまり、一種の「心理学」の分野になります。この心理行動はおおまかに人間は共通の癖があるので、その癖の影響で人間はどのような行動をとるかどうかを考えていく学問です。まだわかりずらいかもしれませんので、一個一個内容をかいていきます。その中で「こういうことか!」というのが分かると思いますので、一緒に学んでいきましょう。
損失回避
まず一番有名と言っていいほどの人間心理について初めに書いていきます。それは「損失回避」です。どのような内容なのかといいますと、人間は得をするより損をする方が嫌なのです。例を出すと、一万円をもらう場合となくす場合に、どちらが心理的な影響が大きいのかという話になりますが、答えはなくす場合なのです。人間は損することを大変心理的に嫌います。もしかしたらあなたもそうではないでしょうか?もっと例を出すと、10回に9回は100万円をもらえるくじと、10回に一回は500万円を損するくじがあったとします。つまり10回に1回は損をします。こうなると人間は、損をしたくないので大抵の人は、くじを引きません。
しかしこの話は冷静に判断すると、「期待値」という中学校に習った数学の知識で答えがでます。
-500万×1/10+100万×9/10=40万
上記のような答えでます。期待値として計算上導けるのは、得を得られるのです。しかし人間は500万というインパクトに負けてくじを引きません。これが損失回避です。
サンクコスト効果
これは払ったお金に対して、元を取らないといけないという心理が働くという内容です。これも有名な心理行動で、食べ放題で必要以上に食べてしまったりや途中まで課金したゲームを最後までやらないと気が済まなくなるような現象です。みなさんもこころあたりがあると思います。
例を挙げると、3000円の食べ放題があったとして、3000円分食べないと損をしたような気分になりませんか?損失回避にも大変類似した考えで、一度払ったコストに対して対価を求めてしまう行動です。デアゴスティーニのような月に一回組付け部品が届くものも、途中まで作ったのだからお金はかかるけど、今更辞められないというような心理もこれにあたります。過去にかけたコストに対して、損をした気分になりたくないという心理です。これがサンクコスト効果です。
また明日に続きます。
では。