おはようございます。
本日は「死」というものに向き合うことで、人生を豊かにしていこうという内容を書いていきたいと思います。普段かた「死」について向き合う事はみなさんはあまり経験がないかと思います。それは自分の死でも、他人の死でもそうですが、若ければ若いほど身近に感じることは少ないかもしれません。わたしも実際そうでした。大学生になるまでに誰かが亡くなったという経験は、祖父のみです。その時はかなりのショックと死というものを身近に感じましたが、自分事に落とし込むことはなかったように感じます。小学生でしたので。
しかし社会人一年目に私の人生が大きく変わる出来事が起きます。「東日本大震災」です。これは衝撃の出来事でしいた。もともと大船渡という場所に三年間住んでいて、その街にものすごく愛着がありましたが、震災が起こった後の映像をテレビで見たときはショックを受けました。それこそよく行った店や、友人の家がどんどん津波で流されていく姿が映ったからです。お隣の陸前高田の映像もまた、自分の中で忘れられないものになっています。
当然多くの物をなくしましたが、一番辛かったのは「友人」の「死」です。その友人は陸前高田に住んでいて、当時も陸前高田で勤務しており、避難場所の体育館で被災し亡くなりました。同様に大学の先輩も津波でなくなりました。友人とは非常に仲良く、友人の家族とも付き合いがあるほどでした。結果として、友人、友人のお母さん、友人のお母さんの幼子が犠牲になりました。自分の人生でこれほどショックで、悲しく、気が狂いそうになる経験はありません。この時に感じました。身近な人もいつかは死ぬ。それは明日かもしれないし、今日かもしれない。強烈に頭に刻まれました。
ものすごく後悔しています。実は友人に震災の二カ月前に会いに行っていたので、その時に夕飯を誘われたのです。しかし、自宅が遠い事もあり次回にしようと帰ってきたのです。次回は叶いませんでした。
私たちは当たり前のように次回にしよう、今度にしようと友人や仲間に言うかもしれません。それはごくごく普通の日常ですよね。しかし、その次回が必ずかなうとは限りません。ニュースを見ていればわかると思いますが、必ず毎日誰かが無くなります。事故や事件など突発的な出来事はだれしもに起こりうるものです。しかし、なんとなく自分毎にはなりません。
それは自分毎にすると苦しいし、怖いし、ある種の現実逃避なんですよね。確かに毎日、毎日死と向き合っていたらそれこと自分が鬱になります。でも向き合うべきだと今は思います。
先延ばしにしなくなる
なんでもそうなんですが、先延ばしにしてしまう癖が少なからず皆さんあるかと思います。それは友人かもしれないし、親かもしれない、彼女や旦那さんかもしれない。でもよく考えて行動してみてください。明日も必ず会えるかどうかを。予定を返上して会えということではなく、会っている時間を無駄にしないことを意識することは非常に大事です。今できることはなるべく実行すべきです。それは相手への感謝の言葉や、会っている間は真剣に相手に向き合うべきだと思います。
若い方が多いですが、スマホ片手に会話をしている人がいますよね。あれは非常によくないなと感じます。相手に対しても失礼ですし、真剣に向き合い会話をしていないなと思います。まぁ、現実はお互いにスマホをいじりながら会話をしている場合が多いですが。本当に死を意識して生きているとあのような行動はとれなくなります。本気で生きようって思います。
昔の話になりますが、「神風特攻隊」というものが存在したのはご存じかもしれません。第二次世界大戦中の日本で、戦果がなかなか上げられない中、日本がとった最終手段です。内容は、片道の燃料だけを戦闘機に積み、爆弾を持って敵船に突っ込むのです。所謂人間爆弾。そんなことが当時はおこなわれたのです。しかも、敵船に突っ込んでいったの子たちは20歳ぐらいの未来がある若者です。そんな若い子が地元に親や妻を残して、国のために自分の命をささげていたのです。私には考えられません。今は平和です。しかし平和だからこそ、少しでもいいので「死」と向き合い、周りの人との時間を大切にしてほしいと感じます。
結論
スマホでだらだらSNSをクロールしている時間はないのです。今日から少しづつでいいので、意識を変えていってもらえたらいいとおもいます。経験と仲間にできるだけ時間を使ってください。充実した人生が手に入ると思います。
あなたには大切なひとがいますか。
その人がいることはあたりまえでしょうか。
考えてみてください
では。