「女の子だからのない世界へ」を読んで、女性が与えられてきた不利益を学びました。女性であれ、男性であれ自由を奪われる権利は誰にもない。

こんにちは。

本日は、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンが内容提供した、「女の子だからのない世界へ」を読んで学んだ内容を情報共有したいと思います。

私も今後、男女LGBTQの方の垣根をなくし、男女LGBTQの方が頼り合って社会を動かしていく未来を作る会社を設立したいため、色々な目線で学んでいきます。

女性らしさって何?

もしあなたが女性なら、親やだったり、友人、先生などに「女の子らしさ」という概念を植え付けられてきたと思います。

すこし昔の人でしたら、女性は家事、育児、介護などの家庭の仕事を請け負い、家庭にはいるという価値観をもっていたと思います。

そのため、女性は仕事や夢などは持つことがかなわず、結婚を機に自由を奪われます。

もちろんそれが常識として価値観を植え付けられれば、女性の方もそういうものだと認識しますので、反論もおきません。

現代でこそ夫婦共働きで、仕事をする女性は増えていますが、結婚や出産を機に、パートさんへ仕事を変えたり、専業主婦になったり、結果男性ほどの選択肢を持つことはかないません。

突き詰めれば、仕事にでるといっても、家庭で誰かが家事をしてくれるわけではないので、仕事終わりに家事をすることになります。

結果として、女性の負担が増えただけなんですよね。

そして、子供がいる家庭なら、子供の突然の発熱や病気で仕事を休むとなったら、男性の仕事が優先されて、女性が休みます。

そんな状況では、企業としても採用するのを男性側に偏らせるのも大いにあり得ます。

今もなお女性軽視な考えや、偏見・バイアスはかかっていて、不利益を被るのは女性です。

身体的特徴は男性なので、男性として生きてきました。女性がここまでの偏見を受けていたことを、恥ずかしながらすべてを理解できていませんでした。

偏見リスト

・女性は理系科目が苦手➠科学的根拠なし

・女性には創造性ないので、ビジネス向きじゃない。➠創造性に根拠はないし、むしろ協調性や相手のきもちを慮ることができるので、ビジネス向き。

・家事・育児は妻の仕事➠今でこそイクメンであったり、手伝う男性は増えましたが、やはり「手伝う」っていう思考なんですよね。当事者意識がない。家事・育児は分担するものであって、手伝うものではないです。

・女はビジネスでメイクとストッキングは必須。➠なぜメイクを強制するのか?なぜ素顔じゃいけないのか?不明です。

と、書き出すときりがないですね。

日本のジェンダーギャップの仕事における問題点

この女性に対して不利益なことが多い状況は、日本も改善しようと努力してきたようには思います。

しかし、この女性問題を提起する政治家のほとんどは女性。政治の世界において、少数派の女性が声をあげても、本気になる人の数が少ないのが現状な認識です。

この問題に対しては、男性側からの問題提起が積極的になされるべきなんです。

労働人口の減少に伴って、はたらく方を増やすことが叫ばれる中、女性の雇用問題をクリアすることが税金問題やさまざまな問題解決になるでしょう。

もちろん女性に家事も育児も、仕事もすることを推奨するわけでなく、男性と女性が働く環境を整備する必要があると思います。

リモートワークができるようになった現代において、出社の意味は疑問視します。製造現場や工場などの、人が必要な会社は致し方ないにしろ、事務、営業、その他デスクワークは、出社の意味はすくないです。

こういった中で、男性が家事・育児をする日であったり、女性が会社に行く日など、柔軟にすべきだと考えます。

そもそも、8時~17時などの時間を働く現状が、女性の働くことを妨げる原因な気がします。

働く時間を分割してもいいではないですか。

8時~13時まで働く。20時~22時まで働くなど、これからは多様な働き方を目指すべきです。

そんな会社を私はつくります。

男性はなぜ女性軽視するのか

この問題は男性の女性軽視思考を、根本からかえる必要があります。

そもそも男性は狩りに、女性は家事をという、原始時代の流れから繋がっている気がします。

しかし、現代において男性が主になる理由はありません。

むしろ本質的な能力は、女性の方が高いと思います。

ですが、すべての男性がもちろんこの考えではありません。

女性を愛し、大切にする男性も多くいます。

しかし、世の中を動かしている男性は、女性をあまり採用したがりません。

おそらく都合が悪いのでしょう。

男性社会であった方が、男性に有益なことが多く、自分たちに都合のいいルールを敷くことができますからね。

いい例が、女性の政治家も割合です。女性の政治家は、なんと全体の10%ほどです。これでは、努力しているとは言えないですよね。

女性が政治参画しないのが原因と言いますが、現代の政治家の労働体形自体がもはや女性の参加を阻んでいます。

そもそものシステムを変えないと、一生日本はこのままです。

今後の女性活躍を作りたい

私自身は、ジェンダー差別は偏見的な観点からも、政治的な見方からもあるべきではないと思います。

感情的に差別反対!と訴えるのもいいのですが、政治家はその程度ではめげません。

女性の家庭環境や職場環境改善が、それだけ日本にとってのメリットになり、どのような経済効果をだすのかをしっかり訴えることです。

また、学校教育の段階から子供たちに男女で能力の差はない事実を伝えなければなりません。

家庭でもそうです。親がそもそも女性軽視の考えがあった場合は、子供もその思考になってしまいます。

女性のマインドブロックを外したいんです。

女性は活躍する場所を奪われているだけで、これからの未来を支える宝です。

その訴えは微力ながら続けていきます。

まとめ

ジェンダー差別を学んで、本当によかったと思います。

もちろん差別は理解しているつもりでしたが、さらに問題は根深いものでした。

男性は女性を守る立場でいるべきです。

あなたが働いている間に家庭の事をやってくれているから、仕事にいけるんです。

土日は妻を休ませてあげてください。

このような考えが指数関数的に増え、日本全体として変われる未来を作りたい。

生まれながらにして人類は自由であるべき。

そんな少し感情的な記事でした。

以上。

投稿者について

ぽん助

名前:ぽん助

年齢:39歳

性別:Xジェンダーの不定性

家族構成:妻、子供二人と生活中。

職歴:食品営業5年、製薬会社10年勤務。現在個人事業主として実家で執筆中。

趣味:メイク、野球、カラオケ、旅行、カワイイ服を買う事

好きな歌手:B’z、スキマスイッチ

座右の銘:人生一回。死ぬ最後の時に後悔しない人生を歩む。

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