「具体」と「抽象」を使いこなすと人生がイージーモードになります!抽象化が得意になる方法3選。

おはようございます。

本日は「具体」と「抽象」についてお話していきます。

具体化と抽象化を使いこなすための本は世の中にたくさんありますが、その本自体が具体的に書かれているために難しい表現が使われていてわかりにくい部分があります。

もっと簡単に、それこそ抽象的に、具体化と抽象化を使いこなせるようになるといいと思い書いています。

私自身が昔から「具体」と「抽象」を感覚で使っていたのですが、色々な本を読む中で「言語化」できたので簡単お話します。

具体と抽象とはそもそもなに?

まずは具体と抽象とはなんぞやという話をしていきます。

まぁほとんどのビジネスマンはこの言葉を耳にする機会が多いのでご存じかもしれないですが、前提条件としてお話します。

簡単に例を出して解説します。

魚釣りに行って、イワシ、カツオ、マグロの3匹が釣れたとします。この3匹を具体と抽象に変換すると、

イワシ、カツオ、マグロ(具体)=魚(抽象

という関係になります。

イワシも魚、カツオも魚、マグロも魚なので、魚であるとひとくくりにできますよね。

つまりは魚という「大きな枠」として捉えることが具体化であり、魚の中でも「小さな枠(特定の種類)」として捉えることが抽象化です。

簡単にいうと、抽象化するための技術は「共通する部分探し」なんです。

ではこの共通する部分探しを得意にする方法はあるのでしょうか?

あります!!(笑)

なるべく簡単に書いていきます♡

①知識をつける

いきなり嫌なワードから入りましたよね(笑)すいません・・・

でも具体と抽象を使いこなすのにマストな条件はこれなんですよね。

もし学校の勉強をしている理由を抽象化した表現でいうなら、具体と抽象を使いこなすために様々な教科を勉強するという結論になるかもしれません。

どういうことかというと、私もそうでしたが「数学なんて社会にでて役に立たない」とか「元素記号なんて普段使わないし」など学生時代に愚痴をこぼした経験があるのではないでしょうか。

しかし具体的に話をするのも、抽象化して話をするのも知識がないとどちらも使いこなすことは不可能です。

学校で勉強した知識や自分で経験した内容を利用してものごとを抽象化して話をするときは、知識量がものをいいます。

つまり一見社会にでて使わないと思うような勉強も、具体と抽象を使いこなす上で非常に役にたつということなんです。

まずは日々新しいことを勉強して知識を身につけましょう。

②普段から共通点を見つけ出す

これも抽象化を練習する上で大事な練習になります。

先ほどお話したように、具体から抽象にする作業が共通点を見つけることであるとお話しました。

この共通点を瞬時に頭の中でまとめる技術は練習が必要になります。

普段から友達や会社の同僚、上司と話をするなどなんでも構わないのですが、相手の話を要約して返すことを繰り返すことで抽象化の精度が上がります。

例ですが、上司にプレゼン資料の内容を言われたとします。

「事業内容を3ページ、商品説明を3ページ、他社との違いを2ページぐらいの資料を作ってほしい」とプレゼン資料を頼まれたとします。

これを抽象化して、

「わかりました。表紙をつけて10ページほどの商品を買いたくなるようなプレゼン資料をつくりますね。」と抽象化して返事をするといいですね。

今回の例があまりうまくないですが、ここでの共通点は「事業説明」、「商品説明」、「他者との違い」の共通点を抜き出すと「買ってもらいたい」という内容が抜き出せます。買ってもらうために具体的な内容として、上司はこの3つを書いてほしいという内容なんです。

これは「傾聴力」という部分も必要になります。共通点を抜き出す技術は、相手の話を真剣に聞き、本質の部分を理解する力が大事になります。

聞いた内容をしっかり抽象化したり具体化できると、話をしている相手は理解してくれたことに満足して気持ちよく話を続けることができます。

最高の合いの手こそ抽象化した内容のフィードバックです。

③読んだ本を要約する

これは私が普段から実践している内容なのですが、知識をつける上でも抽象化技術を向上させる意味でも効果的なのは「本」を読むことです。

本は大体200~300ページで構成されているものが多いので、このぐらいのボリュームの本を1000~2000文字に要約できるといいと思います。

この本の内容を簡単に説明してほしいと、他者にお願いされた場面を想像するといいかもしれません。

そうなると要点を探して、抽象化していかないと文字数をはるかに超えてしまいます。これが最高の練習方法かもしれないですね。

絶対本である必要はありません。普段のニュースや日常の気づきを自分の言葉にして、抽象的にまとめたり、ときには具体的にまとめたりしてみるといいと思います。

この作業を続けると頭の中を整理するスピードが劇的にあがりますので、理解のスピードがあがります。

毎日勉強したり、要約したりするのは嫌だし、めんどくさいと言ってしまう気持ちは痛いほど理解できます。しかし今後の人生をイージーモードで生きられるとしたら、今自分に時間を投資するのは合理的ではないでしょうか。

まとめ

本日は抽象化すると、人生イージーモードということで話をしてまいりました。

結論はすごくつまらないかもしれませんが、上記の3つのように勉強、練習、実践しかないのです。

しかしこの抽象化スキルを身に着けると、副産物としてコミュニケーション力がもれなくついてきます。そして抽象化力は他者からみて非常に優秀に写るのもいい点ですね。実際優秀になるのですが。

抽象化力は本当に大事なスキルです。他者と話がかみ合わないときに起きていることは、「見ている景色」が違うという事なんです。話をしているときは必ず相手が見ている景色が同じものを見ているか、確認していくことが重要なものになります。

そこで必要なスキルが抽象化なんです。

このスキルが上がれば上がるほど世界が開けて見えますし、考え方が偏ることも減ります。ぜひ実践してみてほしい内容です。

あなたの人生が有意義なものになりますように!

ありがとうございました。

投稿者について

ぽん助

名前:ぽん助

年齢:39歳

性別:Xジェンダーの不定性

家族構成:妻、子供二人と生活中。

職歴:食品営業5年、製薬会社10年勤務。現在個人事業主として実家で執筆中。

趣味:メイク、野球、カラオケ、旅行、カワイイ服を買う事

好きな歌手:B’z、スキマスイッチ

座右の銘:人生一回。死ぬ最後の時に後悔しない人生を歩む。

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